二級建築士を目指すことを決めたが、どのように勉強をしたらよいのか悩んでいる人もいるかもしれません。二級建築士を目指すなら、通信講座がおすすめです。この記事では、通信講座で二級建築士の資格取得を目指すメリットとデメリットを紹介します。さらに、通信講座を選ぶときのポイントも紹介するので、参考にしてください。
通信講座で資格取得を目指すメリット
通信講座で資格取得を目指すと、どのようなメリットがあるのでしょうか。
仕事や育児と両立できる
通信講座は、自分の好きな場所や好きな時間で学習できます。そのため、仕事の昼休みや、家事の合間に勉強することも可能なのです。仕事や育児が忙しく、なかなか勉強する時間が作れないという人でも、自分のペースで勉強を進められるというメリットがあります。
費用を抑えられる
大学やスクールに通うとなると、まとまった費用が必要になります。授業料だけでなく、入学金や交通費も必要になるでしょう。通信講座ならば、入学金や交通費などの費用を抑えられるのです。
繰り返し学習できる
対面での授業であれば、内容を聞き逃してしまう場合もあるでしょう。通信講座ならば、何度も繰り返して学習することが可能です。実践的な内容まで進んだ際にも、基礎を振り返りながら、学習できるのです。
サポート体制がしっかりしている
独学で学習を続けていると、分からない点や疑問点が出てきます。そんなときに、通信講座ならばメールなどで質問に対応してくれるなど、サポート体制がしっかりしています。分からない点や疑問点をすぐに解決できるので安心です。
通信講座で資格取得を目指すデメリット
通信講座で資格取得を目指すと、多くのメリットがありますが、デメリットもあります。
自己管理をしなくてはいけない
学習する場所や時間を自由に選べるのですが、すべて自己管理をしなくてはいけません。怠けてしまい自己管理ができないと、そのまま諦めてしまう可能性もあるでしょう。自分に合ったペースで計画を立てながら、サポート体制を活用するとよいかもしれません。
コミュニケーションがとれない
通信講座の場合は自宅や職場などで、1人で学習することになります。そのため、学校のように講師やクラスメイトとコミュニケーションをとれません。1人で勉強を続けていると、寂しさや孤独を感じてしまう人もいるでしょう。コミュニケーションをとりたいと考えている人は、サポート体制や、質問しやすい工夫がされている通信講座を選ぶとよいかもしれません。
モチベーションを保つのが難しい
1人で取り組んでいると、モチベーションを保つのが難しいと感じる人もいるでしょう。とくに、期間が長い講座を選ぶと、モチベーションを維持するのが難しいかもしれません。短期間で終わる講座を選んだり、悩みを相談できる体制が整っている講座を選んだりすると、モチベーションを保ちやすくなるでしょう。
講座選びを失敗する恐れがある
講座選びは、慎重に行わなくてはいけません。大手の通信講座だからといって油断してはいけないのです。テキストや問題集が資格取得のレベルに合っていなかったり、数十年前の内容から更新されていなかったりする場合もあるのです。市販の参考書や問題集のほうがよかったということもあるでしょう。費用と講座の内容をしっかり考慮して、講座を選ぶ必要があります。
通信講座を選ぶときのポイント
たくさんある通信講座の中から、どの講座を選んだらよいのか、悩んでしまう人も多いかもしれません。通信講座を選ぶときのポイントを紹介するので、参考にしてください。
目標を明確にしておく
勉強する目的や、今後の目標を明確にしておくことが重要です。資格を取得したい、スキルを向上させたい、趣味として始めたいなど、通信講座を受ける人の目的はさまざまです。目標がないまま選んでしまうと、後悔してしまう可能性が高いでしょう。目標に合った通信講座を選ぶようにしましょう。
修了までの期間を確認する
通信講座は、数か月程度で修了するものから、1年以上かかるものもあります。期間が長いものを選んでしまうと、続けられなくなってしまったりモチベーションを保てず挫折してしまったりする可能性もあります。自分のライフスタイルに合った期間の講座を選ぶようにしましょう。
サポート体制が充実している講座を選ぶ
質問しやすい制度や、悩みを相談しやすいサポート体制が充実している講座を選ぶことをおすすめします。サポート体制が充実していないと、疑問点を放置してしまい、必要な学習ができなくなってしまいます。メールなどで簡単に質問や相談ができる講座を選ぶと安心です。
まとめ
通信講座が、自分の好きな場所や好きな時間に学習できるので、幅広い年代の方から人気を集めています。しかし、1人で学習するのでモチベーションを保つのが難しく、すべて自己管理しなくてはいけないので、挫折してしまう人も多いのです。通信講座での資格取得を目指すためには、自分に合った期間の講座や、サポート体制が充実している講座を選ぶことをおすすめします。また、勉強する目的や今後の目標を明確にしておくことも重要です。