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建築業界とは無縁だった社会人は建築士になれる?

公開日:2021/05/01

建築業界で実務経験のない社会人が「建築士になりたい」と考えた時、未経験から建築士の資格を取得できるのか悩むこともあるでしょう。必要な学歴や年齢によって資格取得の有利・不利がある場合は、事前に知っておきたいですよね。今回の記事では、建築業界とは無縁だった社会人は建築士になれるのか解説します。興味のある人は参考にしてください。

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建築とは無縁だった社会人でも建築士は目指せる

建築業界とは無縁の業界で働いてきた社会人でも、建築士になることはできます。しかし、未経験から建築士を目指すのは、非常に難しいといえるでしょう。建築士試験を受けるには、学歴や実務経験が必要です。まずは受験資格を得るために、専門学校に通ったり実務経験を積んだりしなければいけません。建築士の資格に年齢制限はありません。しかし、これは建築士試験を受けるための要件にすぎず、試験を受けて合格しなければ建築士にはなれないのです。未経験から建築士になりたいと考えている場合は、早期から資格取得に向けて動いた方が有利でしょう。

建築士を目指すための必要要件

建築士試験を受験する時の必要要件は、学歴によって異なります。ここからは建築士を目指すための必須となる条件を、学歴別に紹介しましょう。

中卒から建築士を目指すための必要要件

中卒から建築士を目指すための条件を取得する方法は3つあります。

・実務経験を積み二級建築士を取得する
中卒から一級建築士を目指すには、まず二級建築士の資格を取得しなければいけません。二級建築士の受験資格を得るには実務経験が7年以上必要で、具体的には設計・指導管理・工事管理・大工・設備工事などが該当します。この他にも令和2年3月から、鉄骨・解体・鉄筋工事なども実務経験として認められました。

7年の実務経験を経て試験に合格し、二級建築士の資格を取得できたら一級建築士を目指せます。二級建築士になってから4年以上の実務経験を積むと、免許登録できるようです。受験前の実務経験は年数に入らないため気を付けましょう。一級建築士になるには実務経験と試験への合格が求められますが、二級建築士の資格があればすぐに受験できるようになりました。

高卒認定試験を受け二級建築士を取得する

高卒認定試験を受験し合格すると、二級建築士の試験を受けられます。二級建築士に合格できれば、すぐに一級建築士の試験を受験することも可能です。

高卒認定試験を合格し専門学校へ通う

高卒認定試験を受験し合格すると、専門学校に通えます。専門学校で知識を学び卒業できれば、すぐに一級建築士の試験を受けられるでしょう。一級建築士の免許は専門学校卒業後、4年の実務経験を経て登録できます。

高卒が建築士を目指すための必要要件

高卒で建築士になるには一級建築士の受験資格がないため、二級建築士の試験に合格することを目指しましょう。二級建築士の受験資格は、普通高校であれば卒業してから7年以上の実務経験が必須となっているのです。高等学校で建築学科を卒業していれば、卒業後3年以上の実務経験が必要とされます。二級建築士の試験に合格し資格を取得できれば、一級建築士の試験を受験可能となるようです。合格後に実務経験を4年積むことで、一級建築士の免許を登録できます。

社会人が建築士を目指すルート

社会人が建築士を目指すルートは4つの方法があります。

建築関係の仕事に転職し実務経験を積む

ひとつめは、現在の仕事を退職し実務経験を積める会社に転職することです。働きながら建築士を目指せますが、受験資格を得るためには7年の期間は最低限必要となります。資格を取得できるまでは未経験の扱いとなり、建築会社や設計会社で働けたとしても高待遇は望めないでしょう。また仕事仲間や上司の理解を得られれば、時間などを配慮してもらい実務経験を積みながら学校に通う方法もあります。働きながら実務経験と学歴要件を同時に取得することが可能になるので、実践力を高めスキルアップしたい人にはおすすめの方法といえるでしょう。

今の仕事を続けながら学校に通う

2つめは現在の仕事を続けながら学校に通い、受験資格を得る方法です。学校に通って学歴要件を満たすことを目指しましょう。さまざまな事情があり、仕事を転職したり退職したりできないという人におすすめの方法です。万が一、「建築士を目指すのは無理かもしれない」と挫折してしまった時も、職を失わずに済むでしょう。昼間は仕事を続け夜間に学校に通うことになるため、精神的にも肉体的にも負担は大きいものです。仕事と学校を両立することは難しいですが、最短2年で受験資格を得られるので、メリットの方が大きいと感じた人は選択肢として視野に入れるとよいでしょう。

仕事を辞めて学校に行く

3つめは仕事を一度辞めて、学校に通うという方法です。しかし、この方法は金銭的に余裕がなければ難しいでしょう。学費や生活費などの面を考えると現実的ではないかもしれません。

通信講座を受講する

独学で建築士になるにはかなりの時間がかかります。疑問点の解決や苦手分野の克服など、すべて自分で行わなければならないからです。独学はテキスト選びや勉強の始め方なども模索する必要があるので、かなりの時間がかかるでしょう。社会人や普段時間の取れない方は、これらを限られた時間の中で行うためとても難易度が上がります。

そこでおすすめしたい方法が、建築士資格試験講座を受講することです。建築士資格試験講座は、主に撮影された動画の講義を視聴するというもので、通勤時でもスマートフォンやパソコンで視聴できるメリットがあります。動画であればいつでも好きな時間に視ることが可能です。

講座の内容は合格に必要なカリキュラムになっているため、効率よく勉強したい方におすすめです。講座の中には、専門の講師にサポートしてもらえるものもあります。講座ではわからなかった分野もしっかり教えてくれるので、未経験の方でも安心です。スクールに通う時間はないが効率よく勉強したいという方は、建築士資格試験講座の受講をおすすめします。
 

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合格者の年代について

建築士試験の合格者は、比較的若年層が多い傾向です。ここでは、令和4年度の一級建築士試験合格者の年齢を参考に、どの年代の合格者が多いのかをみていきましょう。

一級建築士試験合格者の年齢

令和4年度の一級建築士試験合格者の年齢を見てみると、23歳以下の合格者が9.3%、24〜26歳の合格者が31.2%と最も多く、20代が約6割を占めています

しかし、35〜39歳の合格者は10.1%、40歳以上の合格者は11.4%で、年齢が高くなっても一定数の合格者がいるため、年齢を重ねてからでは挑戦できない資格とはいえないでしょう。

ただし、建築の現場での実務経験がない場合や建築系学科の学歴がない場合は、資格取得までに時間がかかってしまう可能性があります。年齢を重ねてから建築士を目指す方は、早めに資格取得に向けた準備を始めることが重要です。

受験資格について

建築士の資格には、主に一級建築士と二級建築士の二種類があり、設計できる建築物の規模が異なることはご存じでしたか。受験資格も異なりますので、それぞれどちらを目指すのかを決めた上でチェックしましょう。

一級建築士の受験資格

一級建築士は、大学、短期大学、高等専門学校において、指定科目もしくは指定の課程を修めて卒業した者、もしくは二級建築士、建築設備士の資格保有者、その他国土交通大臣が認める者といういずれかの要件を、受験資格として満たしている必要があります。

一級建築士は「設計する建物に制限がない」ことが大きな特徴ですので、その分受験に際しての資格が厳しいです。

二級建築士の受験資格

二級建築士は一級建築士よりもさらに受験資格がやや複雑になっています。大学や職業訓練校などにおいて指定学科を修めて卒業した者、もしくは建築設備士の資格保有者であることが条件となっていますが、それ以外にも、都道府県知事が特に認める者、もしくは建築に関する学歴がなくても、実務経験が7年以上ある者といういずれかの要件を満たしていれば、受験資格を得ることが可能です。

さまざまな受験資格が設けられており、自分に適した方法で目指せることがわかります。また、一級建築士、二級建築士共に、学歴に関する要件は、学校の入学年が「平成21年度以降の者」と「平成20年度以前の者」とで異なりますので、注意しましょう。

まとめ

未経験の社会人が建築士の資格を取得するのは、受験要件から満たす必要があるため難しいでしょう。

令和4年度の1級建築士合格者の年齢層を見てみると、最も多いのは学校を卒業してからまだ間もない24〜26歳の年齢層であることが分かりました。やはり、最短で一級建築士の受験資格が得られる進路である四年制大学卒業後、社会人になってから資格を取得しているということがわかります。

30代を過ぎてから建築士を目指す場合には、勉強時間を確保したり、実務経験が不足していたりする点を補う必要がありますので、転職する場合には注意が必要です。

建築士は、設計や現場での安全管理など、幅広い知識やスキルが求められる仕事であり、合格には多大なる努力が必要です。しかし、人の生活や街づくりに欠かせない素晴らしい仕事であることはいうまでもありません。

しかし、実際に建築士になって活躍している人も多くいるようです。自分に合った方法を見つけて夢を叶えてくださいね。社会人から建築士を目指している方は参考にしてみてください。

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