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建築士はフリーランスとしても働ける!働き方やメリット・デメリットについて

公開日:2021/09/15


建築士としての働き方は、企業に属するだけではありません。正社員として働いている人もいれば、家庭の都合などでパートタイマーとして働いている人、ある程度経験を積んで独立している人などさまざまです。それぞれの働き方にはメリット・デメリットがありますが、この記事ではフリーランスで働く建築士の働き方やメリットについて紹介します。

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フリーランスとしての働き方

建築士に限らず、「士」業についている人が独立した場合は、どのような仕事をどのくらいのペースで行うのか自由に決めることが可能となります。また自分の得意分野に特化して、業務に取り組んでいるケースが多い傾向にあるでしょう。たとえば独自性のあるデザインを売りにしたり、戸建て住宅に特化したりすることも可能です。企業に属しているとなかなか実現しにくい、自分らしさを活かした設計ができます。

フリーランスとして働くには、まずは設計事務所などに就職して数年間は実務経験を積むことが必要です。可能であればすでに独立している代表者がいる職場で働くことで、自分が独立する際に役立つ情報や知識を身近で得られます。建築士としてのキャリアを積んで、開業に至ったら、最初に設計事務所の登録を行いましょう。無登録のまま開業して報酬を受け取ってしまうと、建築法の違反となり懲役刑や罰金の対象となります。

保有する資格によって、事務所の種類は「一級建築士事務所」「二級建築士事務所」「木造建築士事務所」の3つに分類されるようです。どの事務所でも、最低1名は管理建築士資格の保有者を雇用しなければいけません。管理建築士になるためには、建築士事務所に所属する建築士として国交省が定める業務に3年以上従事した後、講習を受ける必要があります。また、設計事務所の登録有効期間は5年とされているため、更新手続きをしなければ事務所登録が取り消されてしまうため、注意してください。

フリーランスになるメリット・デメリット

独立して開業している建築士のメリット・デメリットについて紹介しましょう。

メリット

自分のライフスタイルを変えることなく自由に働ける点が、メリットのひとつめです。自分の都合やタイミングに合わせて仕事量を調整できます。また、働く場所も自宅や外出先など自由に選べるでしょう。メリットの2つめは、業務内容や設計方針など業務のすべてを自分で意思決定できる点です。どのくらい残業すべきか、いつまでに納品するかなど、裁量権が自分にあるので受注量を調整できます。3つめのメリットは、会社勤務よりも高い給料を得られる可能性がある点です。個人の方法次第では、仕事量を増やすこともでき、制限なく受注できるため働いた分だけ稼げます。

デメリット

デメリットのひとつめは、すべて1人で取り組まなければならない点でしょう。締め切りまでに、すべて1人で仕事を仕上げる管理能力や強い意志が必要となります。また、独立直後は安定的に仕事が取れない点もデメリットのひとつです。最初のうちは、選り好みをせずに規模や種類を問わずどのような仕事でも受ける気持ちで取り組まなければ、継続的に仕事をもらえなくなる可能性があります。

また、企業の正社員として働くのとは異なり、働いた分しか収入がないため、仕事量や収入が不安定になりやすいでしょう。うまく仕事が回せるようになるまで、期間が必要になります。3つめのデメリットは、経営者としての資質を求められる点です。従業員の立場とは違い、経営者として資金繰りや運営など会社全体を管理していくことが求められます。企業として開業した場合には、社員に給料を支払う義務も発生するでしょう。

もう1つ資格を取得して高収入を目指す

建築士の資格だけでなく、ほかの資格を併せ持つことで、業務の幅が広がって独立した後も安定的に仕事を続けていける可能性があります。どのような資格を組み合わせることが有効か、紹介しましょう。

宅地建物取引士

宅地建物取引士は、不動産に関わる税金や法律についての総合的な知識が得られる資格です。建築士試験と共通の内容が出題されることから、建築士の資格を持っている人にとっては取り組みやすい資格でしょう。宅建士の需要は非常に高いため、ダブルライセンスにおすすめできます。

インテリアコーディネーター

室内の内装や照明器具、インテリア雑貨、住宅設備などについての幅広い知識を持つインテリアコーディネーターの資格があることで、クライアントの要望に沿った生活空間を作り上げられます。空間全体に対してクライアントにアイデアを提案できるスキルがあるので、差別化を図るうえでも有効です。

一級建築施工管理技士

建築士と混同しやすい名称ですが、一級建築施工管理技士は工事の依頼主や設計者と打ち合わせを行い、建設現場での監督・指導などが主な業務となるでしょう。建築の施工計画や品質・安全管理、品質管理を行う施工管理のスペシャリストである一級建築施工管理技士の資格を持っているとさらに活躍の場を増やしていけます。

 

建築士はフリーランスとして働ける職種です。初めから安定した収入や仕事量は見込めないため、ある程度の独立資金を準備しておく必要はあります。ダブルライセンスによってさらに業務の幅が広がって、独立後も仕事上メリットになるため、気になっている人はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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