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二級建築士の設計製図対策は独学でもできる?勉強のポイントは?

公開日:2022/09/15


「二級建築士の試験を受けたいけど、設計製図試験に受かる自信がない……」という人もいるのではないでしょうか。設計製図の勉強は独学でも可能ですが、ただ勉強しているだけでは受かりません。そこで今回は、二級建築士の設計製図試験に合格するための独学方法についてまとめました。

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二級建築士の設計製図試験

設計製図試験は、二級建築士の試験のなかでも重要な項目です。毎年いつ行われるのか、合格ラインについてまとめました。

二級建築士の試験は年に1回行われる

二級建築士の試験は、毎年4月に受験申し込みが始まります。各都道府県で申し込みが可能で、学科試験は毎年7月に、設計製図の試験は毎年9月に行われます。受験申し込みは原則として、インターネットからのみとなります。

学科試験と設計製図試験の二種類がある

二級建築士の試験は、建築計画、建築法規、建築構造、建築施工の4種類の学科試験と、設計製図試験が1問出題されます。試験時間は学科試験で合計6時間、設計製図試験で5時間です。設計製図試験の課題は、試験日の約3か月前に事前に公表されるため、建築技術教育普及センターの公式ホームページでチェックしてみてください。

「知識及び技能を有するもの」とみなされれば合格できる

二級建築士の採点方法は、4ランクに分けて採点されます。ランクⅠの「知識及び技能を有するもの」、ランクⅡの「知識及び技能が不足しているもの」、ランクⅢの「知識及び技能が著しく不足しているもの」、ランクⅣの「設計条件・要求図書に対する重要な不適合に該当するもの」の4つに分けられ、ランクⅠの人だけが合格できます。

設計製図試験の難易度

やや難しそうなイメージがある設計製図試験ですが、どれくらいの難易度なのでしょうか。設計製図試験のレベルと合格するための対策をご紹介します。

設計製図試験の合格率は約50%

二級建築士の製図試験の合格率は、通年で約50%です。半分の人が合格できるため合格率は悪くないですが、不合格になってしまった人のなかには「もっと勉強しておけばよかった」と後悔する人もいます。図面を描くことに慣れていない人には、難しい試験のようです。

設計製図試験の難しいポイントとは

設計製図試験に落ちてしまう人は、学科試験から設計製図試験まで勉強できる期間が約2か月しかない、試験勉強ではトレース(原図の上に紙を敷いて描き写すこと)を何枚もこなさなければいけないため、体力的にきつい、図面を描いた経験がない人は図面を理解するだけでも大変などのポイントで、つまずいてしまうようです。

設計製図試験に合格するための対策とは

設計製図試験に合格するためには、体力や忍耐力、分析力が重要です。図面を描いた経験が少ない人は、とにかく製図の数をこなすといいでしょう。試験勉強時間を多めに確保しておいたり、試験本番までに製図の問題に慣れておいたりすることが大切です。

独学で勉強する場合のポイント

独学で二級建築士になるには、どのような方法で勉強したらいいのでしょうか。おすすめの独学方法をご紹介します。

模範問題をとにかくトレースする

独学者がつまずきやすい製図試験。自信がない人は、とにかく製図に慣れるためにトレースをくりかえすことが重要です。まずは設計製図課題集を購入して、模範解答をチェックしましょう。模範解答を見ると、どのように図面を描けばいいのか、どのようなポイントが重要なのかが把握できます。

トレースできたら課題と照らし合わせてチェックする

模範解答がトレースできたら、課題と照らし合わせて一通りチェックしましょう。なぜこの配置なのか、なぜこの面積なのか、といったポイントを一つひとつ理解することで製図のコツがつかめます。

トレースとチェックを10回以上繰り返す

トレースとチェックは1回だけではなく、最低でも10回以上くりかえしてください。10回以上トレースすることで、ある程度図面を描くことにも慣れてきます。製図試験の時間配分が身に付いたり、自分の苦手なポイントに気づけたりするため、試験をこなせるレベルに近づいていくでしょう。

設計製図を学ぶなら独学とスクールどっちがいい?

設計製図を学ぶには、独学とスクールはどちらがいいのでしょうか。独学に向いている人や、資格学校に向いている人の特徴もまとめました。

学費を掛けたくない人は独学を選ぼう

「なるべく学費をかけたくない」「勉強時間はたっぷり確保できる」「ある程度の建築の知識はある」という人は独学を選ぶといいでしょう。二級建築士の試験は、独学でも合格している人はたくさんいるため、決して無理ではありません。過去問題をひたすら解いていくのがおすすめです。

効率を重視したいなら資格学校を選ぼう

「図面を描いたことがない」「試験日が迫っている」「建築の知識が少ない」という人は資格学校に通うといいでしょう。資格学校は学費がかかりますが、プロの講師が添削してくれるため安心です。勉強方法が分からず迷走してしまう心配もないでしょう。学費は約15万円~45万円と差があります。

スクールに通うメリット・デメリット

二級建築士を目指すうえでスクールに通うことを検討している人もいるでしょう。スクールに通うことで、経験豊富な講師に指導を受けられるため、効率よく学習を進められる傾向にあります。また、二級建築士以外の資格を取得できる場合も少なくありません。

一方で、独学や通信講座に対して費用や時間がかかるのがデメリットです。

効率よく勉強ができる

経験豊富なベテランの講師から、資格取得のための指導を受けられるため、効率よく勉強を進められます。過去問題を解くだけでは得られないような、新技術や新傾向の問題に関しての対策ができるのもメリットのひとつです。

また、スクールに通うことで設計に関する実習を豊富に行えます。手書きの設計だけでなく、CADを用いた設計の実習が行えるのもスクールの特徴です。

実際の試験では、手書きで設計を行いますが、実務ではCADを用いる場合もあるため、より実践的な学習ができるでしょう。

色々な資格取得が目指せる

スクールのカリキュラムを終了することで、建築士の国家試験の受験資格が得られます。試験に合格できれば建築士として働き始めることが可能です。スクールによっては、在学中に二級建築士の資格取得ができる場合もあります。

また、木造建築士の資格取得を目指せるケースも多いため、二級建築士以外の資格取得にも興味がある人は、調べてみるのがおすすめです。

就職がしやすい

大手から中小までさまざまな建築関係の就職先とつながりがあるため、就職がしやすい傾向にあります。技術者としての採用はもちろんのこと、営業職として採用してもらえる場合も少なくありません。

スクールによって、就職先や就職率は異なるため、就職先の実績を確認するのもよいでしょう。

費用や時間がかかる

スクールに通うデメリットとしては、費用や時間がかかることが挙げられます。大手のスクールの場合、100万円程度かかることもあるため、抵抗を感じる人もいるでしょう。

しかし、補助がでる企業一般教育訓練給付制度の対象となる人もいるため、スクールに通う際は、活用するのがおすすめです。また、通信講座や独学と異なり、通学に時間がかかるのもデメリットです。なるべく、時間やお金をかけたくない人には、スクールは不向きといえるでしょう。

自信がない人は資格学校に通うのがおすすめ

建築系の資格に挑戦するのが初めての人や、建築業界で働いたことがない人は、資格学校に通うのがおすすめです。通学コースやWEBコースなど、ライフスタイルに合わせて授業が受けられます。

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まとめ

二級建築士の設計製図試験は、独学でも合格可能ですが勉強方法に工夫が必要です。製図に慣れるためにも、何度もトレースして製図スピードを上げることに力を入れましょう。たっぷりと勉強時間を確保するためにも、なるべく早めに試験勉強に取り掛かってください。どうしても不安であれば、資格学校に通うことを視野に入れるのもおすすめです。

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